医師しかできない保健所長業務以外に、会計上の決裁など部全体の主務課長としての事務的決裁は、今回の事態に対応し課長補佐に代決するよう指示していたので、決裁書類はかなり少なくなっていた。
午後には一段落して家で仮眠していると、メールが届く。田上病院長から叱責の電話があったとのこと。今回の韓国の事象に応じたMERS対応が保健所として遅いとのお叱りである。
15時、田上病院長に面談のために訪問し、MERS対応の種子島島内の役割分担などのネゴシエーションを早急に行う旨の返事をし、部下に公立種子島病院と田上病院との連携と住民向け広報策を検討し、一週間以内に会議を開催するよう指示する。
田上病院長である高尾先生は昨年鹿児島大学第一外科教授を退職されて離島の基幹病院である田上病院に着任された幅広い視野を持った危機管理にも感度がある尊敬できる先生である
0 件のコメント:
コメントを投稿