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2018/05/10

断捨離って単にモノを整理するんではなく生活スタイルを変えることなんだな

運動としての自転車にはロードバイクは不適


定年後の生活スタイルのひとつがロードバイクによる健康維持管理だった。医者として保健所長としても皆さんに生涯続けられるスポーツとしてロードバイクを勧めた。

全体重を膝関節に負荷させるウォーキングやジョギングは決して勧められる運動ではなく、座った状態で有酸素運動ができるサイクリングや水中歩行や水泳が望ましいとの考えから生涯スポーツとしてロードバイクを自らも選んだ。

毎日2時間のロードバイクで狩野川土手を実践してきた。

雨の日や寒い日や日差しの強い日などのハードルがあること、それよりもなによりも驚いたのが時速20km台で土手をゆっくりと走ると全然負荷がかからず運動にならないことだった。定年前は屋久島や種子島を走ったので登り坂もあり結構運動負荷になったが狩野川土手は平坦なのが運動としてのサイクリングに相応しくないという皮肉な結果となってしまった。

運動負荷を自由自在に与えられるジムにはそれなりに意味がある


ひょんなことからジム通いをし始めると、その運動効果は凄まじいものを実感することになった。しかも雨の日も嵐の日も寒い日も関係なく毎日運動ができる。3か月間毎日ジム通いをした結果、ここ3か月間は一日もロードバイクに乗ることが無かった。

ロードバイクからミニベロへ


そうなるとロードバイクの悪い点も見えてきた。負荷をかけて時速30kmを超えて道路を走行すると事故は大変なことになる。谷垣氏のように頸椎損傷とも思われる大事故なら後悔はしないが子供や老人をひっかけた日には生涯悔いの日々になる。

そして、今度のエーゲ海クルージングでの輪行もミニベロなんだから歩くように自転車に乗るポタリングを中心としロードを断捨離することにした。

ロードバイク高価下取りにはご用心


さて、妻と私のロードバイク2台の購入価格は優に100万円を超える代物だったのでネットで高価購入というサイトを何社か当たってある一つのことが分かった。下取り会社の前歴を調べるとオーディオ購入をやっていたところが多かった。自転車屋がやっているところは皆無だった。

まぁ要するにゴミ屋の一種で捨て値で購入して高値でリアル店舗に転売する業態グループでありロードバイクに熱意や情熱のある会社は無かった。例えばMINOURAの2万円のバイクタワーの買値が100円。新品同然の妻のカーボンロードバイクが買値の1割の3万円。この類の高価下取りは『粗大ゴミとしてタダで引き取りしてくれる』もので数社をあたっての結論は誇大広告もんでした。