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2017/05/29

満期定年者の自転車ライフ・・・バックミラー

ロードバイク談義は永遠に続くが高齢者が命を守るためのサイクリングのノウハウで一番重要なのは後方確認だろう。

自転車に幅寄せする馬鹿な運転手がいる。特にそれが何故かバスが多く知床街道で遭遇したときには抜かされたあとも暫し茫然としたものだ。対向車が無いのだから2m以上は離れるものだが1m未満で走り去った。嫌がらせか前方不注意か面倒なのか理解不可能だった。

鹿児島市内でもこれもバスに幅寄せされて体を擦られたという話も聞く。笑い話のように語っているがロードバイクの車道走行は命がけの時代だ。

キープレフトを守ろうとしてもマナーの悪い違法駐車を避けるために右側に出ないといけないことがある。そんなとき後方確認のために顔を右に向けただけで後方の乗用車などはブレーキを踏んで徐行してくれることが多いが、自転車の車線変更は命がけの一瞬だ。

後ろから車のエンジン音が聞こえるとこちらに気が付いているのか不安になり全身が緊張する。

ロードバイクにこそバックミラーが重要だが最近までハンドルバーの端に付けるタイプのバックミラーで凌いでいた。ただ視線移動が大きく走行中の後方確認には実用性はほとんどない代物だった、主な用途は停車から走行に入るときに後方から車が来ていないかの確認程度しか使っていなかった。

今回、ヘルメットミラーを使ってみたらその快適さの虜になった。最初ヘルメットの右側に付けたが私の右目の視力はほとんどない状態なのでほとんど見えない。試しに左側に付けたら左横の視野に後方映像が絶えず流れており車やバイクなどが接近するのも分かる。後方確認のためにミラーに焦点を合わせのにほんの少しの視野移動でくっきり見えるのはある意味新感覚の体験だった。

これなら右側走行の台湾でもハンドルバー方式と違ってミラー位置の調整は不要だ。1000円ちょいで身を守れることがあればこれは実に安い買物だと思う