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2014/01/05

治安のいいタイランド

30年弱前にサンフランシスコ地震の事後視察に出張したことがあった。その当時の西海岸の治安は最悪だった。夜のひとり歩きは全くできなかったし、そんなことをして襲撃されたとしても自己責任の領域だった。

帰国後、治安のいい日本に感謝したものだった。

30年後のバンコクは治安は日本よりもいいかもしれない。日本の繁華街よりも夜のひとり歩きは全然怖くない。繁華街を歩いてもスリなどの被害に遭遇するリスクも一切感じない。もちろん、タイ人以外の外国人による犯罪集団はいるかもしれないが、基本的にタイ人による犯罪率は極めて低いだろう。

カードを落としたら驚いた婦人が30秒前後で肩を叩き渡してくれる。携帯を忘れても届けてくれる。日本よりも安心かもしれない。

日本人ストリートの代表であるタニヤストリートで一番悪い奴は日本人の客引きだ。怪しい客引きはタニヤと隣のパッポンにしかいない。バンコクで治安が悪いのは日本人街のタニヤとパッポンだろう。日本人として情けない。

交通もあうんの呼吸に伴う信頼関係を保ちながらの相互配慮の走行はお互いの信頼感からくるようで信号を無視して効率よく歩行者や自動車が行き交う。

もちろん、最初は戸惑った。赤信号でも渡るのは渡れるからであり、赤信号で渡っているのを知ったとしてもクラクションで咎めずゆっくりと見守る。

日本では相手の違法を咎めるのが正義のようだが、タイでは交通法規は事故が無きよう最低限のルールのみを決めているような気がする。

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