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2014/01/04

バンコクに棲む日本の高齢者

年末年始にバンコクに行った理由は、バンコクには日本の高齢者がいるという話を種子島の旅の師匠がやっているワールドカフェから聞いたからだ。老後を考える惑いがあり、夏には北海道をサイクリングした延長でその話に興味を持った。

彼のサジェッション通り、バンコクはヤワラートに向かったが、台北ホテルはその廃墟なみの凄さに尻込みし、ファランポーン駅近くのドアがありクーラーのきいたロビーがあり、部屋は温水シャワーが出る2000円ほどの格安スリークロンホテルに泊まった。

確かに1000円の台北ホテルには白髪白髭の爺さんが一人いたが、日本人の高齢者はその程度、ヤワラートを歩いている日本人はバックパッカー崩れの30歳前後の生意気な小僧ばかり。

タイ出発の最終日にスクンビット通りのバーンチャーク駅からアソーク駅まで歩いている途中のトンロー駅近くでワンデイマンション700バーツの垂れ幕、マンスリーもOKとのこと、興味を持ち、事務所で詳細を聞くと、月7000バーツとのこと、部屋を見るとクーラーもあり、温水シャワーで、セキュリティも入り口がカードロックで万全、月額3万円にもならない。

なかなかいいじゃないかと帰ろうとしたら10メートルも歩かない路地に屋台ストリート、そこでカオマンガイを食べ、シンハービールを飲んで、あのマンションの入り口で6人ほどの日本人がすき焼きをやっていたので、更に情報を得ようと戻った。

すき焼きは購入価格の割り勘、飲み物は自腹とのことでウェルカム。話を聞くと、一人は70歳のタイ歴40年、一人は70歳のプロゴルファー、一人はタイで200人を雇用している会社の社長、一人はNECの現地採用などなど。このマンションは二棟あり、部屋数は500を超えるが、その半数以上が日本人らしい。

これから調べたいが、このマンションなら月額3万弱、食費で3万弱なら、基礎年金だけでバンコク暮らしがエンジョイできる。日本で暮らすよりもリッチに楽しく生活できるような気がした。

結論から言えば、日本でうだうだ老後を過ごすよりも、タイなどの東南アジアを選択肢に入れるのもありかなと思いつつ、昨日、バンコクから戻った。

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