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2013/03/05

一回目の破産に至るまでとクレジットカード考

設立したばかりの有限会社は、当初は妻と二人の家内工業だったが、毎月売上が300万円で、仕入原価はゼロだったので、純益が300万円だった。

会社員時代は薄給なのでクレジットカードを持っていても使い道も無かった。いつか、クレジットカードをバンバン切って使ってみたいと思っていたが、事業を開始するとカードを使う暇などなく土日無く起きている間は働くという日々だから、使う暇などなかった。

ある日、近くのローソンでクレジット申し込みをしてみたら、ものの見事にお見送りされてしまった。その不愉快さは極まりない。こんな気持ちになるなら二度とクレジットカード申し込みなどしないと決めた。

事務所も借り、従業員も雇用し、株式会社にするために、増資分を預託するために三菱銀行に依頼したら、帳簿を見せたりしている内に、支店長と夕食をすることになった。

税金対策として、中退金に入ることやらとともに、法人と個人のDCゴールドカードの発行もするようアドバイスされた。コンビニのクレジットカードに落ちたのが一年前、それが銀行からゴールドカードの勧誘、事業が順調で良かったと一安心した。

その後、三菱銀行を主とし副に東海銀行を使っていると、外商の銀行員が1500万円ほど融資をしたいと申し出てきた。当時は借金無しで何の問題も無かったが、何か新しい事業をするときに必要になるかもと軽い気持ちで借りることになった。だから、入金されても、数ヶ月口座に寝かしておいたら、外商が驚いて、動かしてほしいと頼み込んできたことがあった。

紆余曲折があり、10年も経ち、立ち上げ当時の事業は衰退し、新しい事業に失敗し、残ったのは5000万円の借金のみ、民事再生をするべく、弁護士事務所に相談しに行ったら、破産してやり直した方がいいとのアドバイス

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