ほぼ同じ頃、インターネットサービスで個人間売買の場としてオークションが急成長し、米国ではイーベイだったが、我が国ではヤフーが一人勝ちとなっていた。
インターネットサービスはリアル市場とは違って一人勝ちなのかと話題になったものだ。リアル市場ではビール市場ではキリンとサントリー、パソコンではNECと富士通と一人勝ちを許していない。
インターネットでは、検索はGoogleの一人勝ち、通販はAmazone、つぶやきではTwitter、SNSではフェースブック、チャットと無料通話ではLINEとそれぞれが一人勝ちの方向で市場を独占する勢いだ。
個人間売買の金銭のやり取りにインターネットバンキングが活用され、ソニー銀行は設計で、エムタウン支店はインターフェイスで、ユーザーの支持を受けられず、オークション取引では手数料の安さもありユーザーが選択したのはジャパンネット銀行だった。
後を追いかけたイーバンクは、メルマネなどユニークな経営方針もあったか、それほどユーザーの支持を受けられず、最終的には楽天に身売りされることになった。
その後、リアル銀行もインターネットサービスを提供するようになり、インターネット専門銀行が生き残るためか、ジャパンネット銀行はパスワードを毎回発生させるトークンというハードを無償提供したが、手数料体系が利用者にとって負担が増える方向に切り替わったので、インターネット専業銀行を選択する必然性が無くなった。
折角得たはずの一人勝ちの立ち位置にいたジャパンネット銀行だったはずが、経営戦略の間違いからか、なぜか、一人勝ちができなかった。
それでも、じぶん銀行、イオン銀行、セブン銀行などなど第二のブームが来たが、圧倒的なほどの利用者の支持は得られなかった。
私も敢えてインターネット専業銀行を選択する必要はなくなり、今ではどこでも現金が引き出せて手数料体系が格安なゆうちょ銀行をメインバンクにしている。
それでも、新しい銀行サービスが無いかチェックし、新生銀行は300万円の預金をすれば、それなりにお得、もっと大金持ちにはciti銀行かと達観していたら・・・住信SBIネット銀行
その圧倒的な無料サービスはビジネスモデルが成立するのかと訝しめるほどだが、利益率の高い証券や為替とからめての銀行単独モデルでないと思われる。
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