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2013/01/11

屋久島一周サイクリングで見つかったもの

朝8時6分出発、夕方16時40分着、実走行時間は7時間6分、休憩時間は1時間28分、走行距離は96.9キロメートル、平均速度は13.4キロメートル、サイクルコンピューターによる消費カロリーは6556キロカロリー。

消費カロリーが6000キロカロリーを超えている。フルマラソンでも80キログラムの体重だと3200キロカロリー程度なのに屋久島一周サイクリングでこの数字は多すぎるように思えたが、24時間前の体重が82.1キログラムだったのが、サイクリング一周後は81.0キログラムと1キロの減少だから、脂肪が1キログラム燃焼したことになるから、それほど間違いはないようだ。

ウォーキングで同じ効果を発揮するには10万歩は必要だから10日間毎日2時間ほど歩かないといけない運動量を一日で達成できた。

2013サイクリング屋久島のコースガイドを見ても分かるように、平坦な道はなく、アップダウンを集落毎に何度も繰り返す。特に西部林道は300メートル近い峠を繰り返す。

アップダウンがあるから楽しい。登り坂を頑張れば必ず下り坂というご褒美がいただける。登り坂が辛ければゆっくりと歩けばいい。今回は、西部林道では50分ほどゆっくりと歩いたし、後半はバテバテなので無理せずゆっくると登り坂を歩いた。

いろいろと分析をしたくて、Google検索をしていたら、信州大学のテキストが見つかった。その内容たるや、40年前に医学部で学んだ私にとっては、新しい知見を網羅したものだった。


運動構造機能学
  1. 一般生理学 
  2. 呼吸の生理学
  3. 代謝の生理学
  4. 体温の生理学
  5. 体液の生理学
  6. 運動生理学の測定方法の原理とデータ解釈(筋力)
  7. 運動生理学の測定方法の原理とデータ解釈(持久力)
トレーニング学
  1. 持久性トレーニング学(1) 
  2. 持久性トレーニング学(2)
  3. 筋力トレーニング(1)
  4. 筋力トレーニング(2)
  5. 生活習慣病予防(治療)効果
  6. 暑熱トレーニング
  7. 高地トレーニング
  8. 障害者の運動トレーニング
リハビリテーション医学
  1. リハビリテーションとは
  2. リハビリテーション医療と保健・福祉
  3. リハビリテーションの過程とチーム医療
  4. 障害のとらえ方
  5. リハビリテーションにおける看護師の役割
  6. リハビリテーションにおける理学療法士の役割
  7. リハビリテーションにおける作業療法士の役割
  8. リハビリテーションにおけるソーシャルワーカーの役割
  9. 脳卒中のリハビリテーション
  10. 変形性関節症のリハビリテーション
  11. 循環器疾患のリハビリテーション
  12. 呼吸器疾患のリハビリテーション
  13. 糖尿病のリハビリテーション
  14. 地域リハビリテーションの概要
  15. 地域リハビリテーションの実際
地域社会福祉学
  1. 加齢:適応と可塑
  2. 生態リズム:日内リズムと加齢リズム
  3. 高次中枢機能:霊長類の特性(痴呆)
  4. 生活習慣病:総論(人に与えられた尊厳)
  5. 生活習慣病:糖尿病と肥満
  6. 生活習慣病:高脂血症と健康診断の検査値
  7. 生活習慣病:動脈硬化と急性心血管病化
  8. 生活習慣病:高血圧と脳血管生涯(血圧と加齢)
  9. 生活習慣病:骨粗鬆症とカルシウム
  10. 腫瘍:加齢と腫瘍の発症
  11. 免疫の病気:加齢と自己免疫疾患
  12. 免疫の病気:発症のからくり
  13. 性差医療:性ホルモンと成長ホルモン
  14. 内分泌:加齢と適応
  15. 老化・寿命・心:与えられた命
加齢遺伝学
  1. 老化(加齢)とは?
  2. 老化の遺伝学(1)
  3. 老化の遺伝学(2)
  4. 老化の遺伝学(3)
  5. 老化の遺伝学(4)
  6. 老化の遺伝学(5)
  7. 老化と分子障害
  8. 細胞レベルでの老化
  9. 百寿者の科学
  10. ダイエットと老化
  11. 神経の可塑性(1)
  12. 神経の可塑性(2)
  13. 神経の可塑性(3)
  14. 難聴の遺伝子
  15. 運動と遺伝子
スポーツ栄養学
  1. 運動とエネルギー代謝
  2. 運動時の水、電解質代謝
  3. 加齢、性差、環境の影響
  4. 骨代謝
こころの医学
  1. 臨床心理学入門児童期のこころの医学
  2. 思春期のこころの医学
  3. 気分障害
  4. 統合失調症
  5. 不安障害
  6. 老年期のこころの医学
スポーツリハビリテーション
  1. スポーツリハビリテーション概論
  2. 肩関節のスポーツ傷害と治療法
  3. 肘関節のスポーツ傷害と治療法
  4. 手指のスポーツ傷害と治療法
  5. 脊柱のスポーツ傷害と治療法
  6. 膝関節のスポーツ傷害と治療法
  7. 足部のスポーツ傷害と治療法
  8. コンディショニングの概要
  9. ストレッチング
  10. スポーツマッサージ
  11. テーピング
健康管理情報学
  1. 個人情報保護とその対策
健康機器開発工学
  1. e-ヘルスプロモーションシステムと運動計測器「熟大メイト」による遠隔型個別運動処方
遺伝疫学
  1. 医用統計学
  2. 疫学の基本
  3. 疫学 -記述疫学、分析疫学-
  4. 疫学 -介入研究、スクリーニング-
  5. Bias、交絡因子とその防止、制御方法
  6. 遺伝疫学の基礎, メンデル遺伝と多因子遺伝
  7. 分子遺伝学の基礎
  8. メンデル遺伝と多因子遺伝
  9. 遺伝疫学の基礎
  10. 遺伝学的研究と生命倫理
この内容たるや、その広さと深さに驚嘆し、久しぶりに刺激を受けた。信州大学医学部の大学院の教材のようだが、この膨大なテキストを作成した方が見えないが、その識見に脱帽

このままインターネット上で公開し続けてほしい

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