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2012/07/01

屋久島の夏

屋久島に来たのは2009年7月1日。今日は3回目の7月1日。

宮之浦に着くまでは梅雨特有の強い雨だったが、昼に安房へ帰るときには青空に白い雲の南国の夏

そうそうに気象台よりも早い僕の梅雨明け宣言をした。

今日は日曜日。鬼塚農園では美味しそうな馬鈴薯があるも品数が少なく、ニコニコ市も同様、田中屋は強い雨の最中だったので帰りに寄ることにして、楠川の市では白茄子のみ、とうとうヤクデンのスーパーで野菜集めをした。

帰りにわいわいに寄りシャブリと明治の正中

わいわいランドからは真夏そのものの日差し、梅雨明けは日単位ではなく時間単位で宣言するものだと確信するために、小瀬田のふれあいパークに寄った。

ふれあいパークは、屋久島ビューポイントのひとつ。

そばには海老の養殖場がある。屋久島の養殖場は、この小瀬田と安房近くの春田浜にあり、活きたまま全国に発送している。

夏の到来を肌で感じて、そのまま栗生の手打ち蕎麦に行ったが、到着が13時前だからか、前回12時前に食べたときの絶品の手打ち蕎麦の包丁の角を感じる締まった蕎麦が、粉っぽいぬるい蕎麦に感じたのは、夏到来を迎えた自分自身の舌のせいかもしれないと思いつつ、今度は12時前に来ることにした。

そして、栗生海水浴場を経て湯泊温泉に入って、貴重なる僕の梅雨明け宣言の記念日の1日が過ぎた。

30代なら透明な海で思う存分潜り泳ぎ魚を突き沢登りを堪能し、40代なら屋久島の山をトレッキングし、50代なら里歩きや魚釣りをし、60代になればドライビングで山と海が織りなす世界遺産を味わえるが、70代ならどうする?80代ならどうする?濃度が濃い地域社会に溶け込もうとしカニ・ホッキ・ツブ・ミル・イクラ・イカが恋しくもあり、ふと昔好きだった小樽に思いを馳せた惑いが、梅雨明けの屋久島で吹っ切れたかのような感じがした。




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