ページ

2012/07/05

屋久島南部林道

集落毎にある総合商店もそれぞれ特徴があり、いろいろと考えさせられる。

永久保の商店は、火鉢も農機具も数多くあり、昔の屋久島生活を垣間見る感じだ。小瀬田のアイショップは酒の種類が多く愛子という焼酎の販売店でもあり屋久島では本土のコンビニに一番近い感じになっている。船行の商店は県道沿いに移転して飛魚のすり身などの土産屋に転換した。

そんな数多くの集落商店の中でも栗生の山下商店は、独特の発展を果たしたようで、その商品の充実度や鮮度など文句なしの品揃えになっている。特に鮮魚の刺身パックは一人前のも提供されている。一度、カツオの刺身パックを買ったところ、包丁の角を感じるその鮮度の良さの謎が解きたくなり、最近は、栗生詣でが多くなった。

栗生に行く途中、山の中腹に鉢巻をしているかのように道ができている。

よく見ると、栗生方向の山の鉢巻は太いが、平内方向にも鉢巻が見える。湯泊小島工区へは芙蓉荘への道をそのまま登ると着く。

実に驚いた。広い立派な道が突然現れ、そこから眺める中間や栗生方面の絶景に唖然とした。まだまだ工事中で途中までしかいけないが、これが完成したときには、観光バスのルートになるに違いない。

調べてみると、林道屋久島南部線というようで、小島から中間までの山の中腹を貫く林道で、見直しでアップダウンのある林道へと当初計画を見なおされたようだが、ほぼ完成しているシドッチ記念碑から入る小島からのルートも尾之間などの絶景が見えるポイントがある。

小島から中間方面に行けるかチャレンジしたところ、
このような亀裂もあり、車に慣れてない人はお勧めできない。絶景は最初だけで、そのあとはアップダウンもあり、単なる山道的な雰囲気もしてくる。湯川を過ぎた辺りで通行止めになり、そのまま降りると、湯泊の消防団のところに出る。

小島湯泊区間の未舗装部分を完了させ、湯泊中間区間が完成したあかつきには、小島から登り、林道をしばらく走り、最後の湯泊から中間あたりの絶景で歓声を上げて、そのまま県道に戻り、大川の滝までの観光コースが描くのだろうか

屋久島のドライビングビューポイント、白谷雲水峡へ行く途中の宮之浦港、ヤクスギランドへ行く途中の安房港、東シナ海を眺望できる吉田永田海岸沿いを超える人気ルートになりそうだが、山肌をえぐるようなルートは見ていていたたまれなくなる。

0 件のコメント:

コメントを投稿