社会の中に自己ポジションを確保するための生き方をし続けてきたが、それを捨てたらとても気楽になった。
人によっては定年退職後に直面する戸惑いかもしれない、人によっては失業や離婚の憂き目に遭遇した後の孤立感かもしれない、人によっては最愛の連れ合いとの死別による生きる目標の喪失感かもしれない。
きっかけはともかく、死ぬまでのありあまる無限とも思える時間に、これからは立ち向かわなければならない。新しい社会参加、新しい出会い、新しい目標を掴むことにアクセクするのは止めたい。
いままで生きてきた時間は長かったが振り返れば灯籠流しのようにあっという間に過ぎ去った。その二の舞を演じることはしたくない。ありあまる時間を心ゆくまで堪能したい。
充実した日々の時間は速く過ぎ去る。悩み戸惑い立ち止まった日は永遠に明けず終わりそうにない。
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