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2013/11/03

ロードバイクでギア比1.0未満を目指す

街のスポーツバイク専門店でもロードバイクでギア比を1.0未満にしたいと言っても、なかなか心良い返事が返ってこない。

トリプルクランクにスプロケットを30Tにしたギア比1.0が『反則ギア』と笑われながら組み立ててくれるのが精一杯

ロード歴一年未満で知識も経験も無いので、街のスポーツバイク専門店の言うがままに、105の50-39-30トリプルクランク(FC-5703)にULTEGRAのスプロケット12-30TのCS-6700の組み合わせが最高の低ギア比と思っていた。

しかし、種子島はなんとかなるものの、屋久島の西部林道の坂が登り切れない。あと1速あればなんとかなるのにと思うことしばしば

ネットは便利なもの、クランクをシマノからSUGINOに変えれば、軽く1.0未満を達成できるらしいが、コストパフォマンスがかなり悪いので踏み切れなかった。そんな折、

ロードSTIにMTB10速スプロケットの相性のブログ記事を見た。シマノは一切のサポートをしないどころか合わないと明言しているロードとMTBの組み合わせだが、この記事では動いたとのレポート

早々に、屋久島用ロードバイク(anchor RL8のフレームにシフターTIAGRA、クランク105トリプル、リアディレイラーTIAGRA、スプロケットはULTIGRAの12-30Tというハチャメチャバイク)の換装を試みることにした。

10速スプロケットCS-HG81-10(11-34T)、 9速ディレイラーRD-M772-SGS、10速チェーンCN-HG94は全てマウンテンバイク用のパーツだ。

取り付けは友人の自転車屋に頼んだが、9速ディレイラーを10速対応にするために調整が面倒だったが、結果的にはパーフェクトに動作。念願の夢のギア比0.88を達成できた。


もう一台は、北海道ツーリングもした種子島用ロードバイクCAAD10 5 105(クランクをトリプルにしスプロケットをULTEGRAの12-30Tにリアディレイラーをトリプル用のGSタイプに換装)をシマノも相性を保証しているCS-HG81-10(11-32T)に載せ替えた。シマノが互換を保証しているだけあって、チェーンの長さを調整しただけで何の問題もなく動いた。シマノが保証している組み合わせで手軽に0.94を達成できる。


なお、街のスポーツバイク専門店では、CS-HG81-10はマウンテンバイク用だから合わない言われるかもしれない。更には、MTBの9速リアディレイラーを10速ロード用STIで引くことなんてことを言ったら、それこそ出入り禁止になるかもしれない。

したがって、自分でパーツを購入し自転車工具も買ってやるのが無難だろう。

この現実とのギャップは、巨大企業のシマノの科学的検証による動作保証不可とそれに安住しているスポーツバイク専門店のチャレンジ精神の無さが原因なのだろうかと、ふと思いにふけた。

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