いま市町村は戸惑っている
国は方向性も見せつつ具体的な処方箋を描かず、少子高齢化する地域のために絵を描けとプレッシャーを市町村にかけている。
その担当者の想いを聴いていてその切なさに共鳴し、屋久島町では建設課も含めた行政担当者連絡会を立ち上げた熱意に揺り動かされ屋久島町の人口構成の推計を見た。
75歳以上の後期高齢者人口の爆発と、それを支える25~69歳の人口減少を目の前にして、処方箋の描きように途方に暮れた。
最低限言えるのは、老々世帯へのデイケアの提供と介護サービスの最大限の支援、単身老人世帯への地域見守り支援体制の確立をしつつ施設への入所のタイミングを最適化はしなければならない。
市町村は老々世帯や単身老人世帯のデータベースを構築し、老々世帯の疲弊化の防止をし、単身老人世帯の見守りだけはしっかりしなければならない。
やっかいなのは団塊の世代がこの世から消え去るまでの終焉の絵が、介護だけでなく年金までも描けていない厚労省など国の政策立案能力の低下だろう。
明日も一日、我が身でもある団塊の世代の行くすえを考えることにする。
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